ヒーリングケアボランティア





      
          【 ヒーリング ケアボランティア 】

          ヒーリングは何も特別なものではありません。
          普段の生活の些細な部分に生かされてこそ、本来の力を発
          揮するのです。

          タイ エイズホスピスでのボランティア経験を活かし、日
          本でヒーリングの資質を基にしたケアを形にしたいと望ん
          でいましたが、2011年5月より月に1度、介護付有料
          老人ホームにてボランティアに伺い、実際にケアをしなが
          らヒーリングの実践の場とすることが実現しました。

          ヒーリングケアボランティアでは、ボランティア側がやり
          たいことをするのではなく、求められていることの中で自
          分ができることをさせていただくことが基本です。



          
ヒーリングを学ぶ課程で培かわれた次の資質を活かした
ケアを行います。

          ★ いつでも適材適所に対応できる順応性

            ★ 判断せずそのままの姿とただ一緒にいる、寄り添う
              姿勢

            ★ 自分の色眼鏡を認識しつつ、ただ相手の状態に聞き
              入る傾聴

            ★ 自分のしていることに集中しながらも、周囲に目を
              配れる視線

            ★ どこにいても何をしていても、何かを学ばせていた
              だく謙虚さ

            ★ 自分だけで背負わずに、必要なことは他と協力しあ
              える協調性



        実際にさせていただくことは…

         ★ 足湯をしながら、ご本人が気になっている部分(肩、腕、
           首、頭、背中、ふくらはぎなど)をさするようなかんじ
           でほぐし、お湯につかり温まった足を洗い手足の爪を整
           えたあと、保湿ケアをしながら膝から下を簡単にマッサ
           ージ。最後は、お茶を飲んでいただきます。

    
           施設のヘルパーさん、看護師さんにサポート・アドバイス
           いただきながら行います。
    

       
                                     
           
              固くなって痛みを感じていた部分がほぐれると、頬が
              ほんのり血色がよくなり、うとうとされるされる方も。



         
             ボランティア側は自分が感じたことをこれからしっかりと
          活かすために、終了後にミーティングの場を設け、さまざ
          まな感情をシェアし、クリアにしてから次回に備えます。

         
         人生の先輩と寄り添う時間から、こちらがさせていただく
         以上ににいただく知恵やヒントは限りなく多く、毎回有意
         義で心あたたまる時間を過ごさせていただいています。




        施設の方々には全面的にご協力いただき、いつもどうもありがとう
        ございます。利用者様が少しでもよい状態をつくれるようサポート
        していただけることに深く感謝致します。

        (* 写真は許可を頂き撮影、加工しています)